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日本の図書館における本の分類の仕方



効率良く本を探したり、管理したり、収納するなどの作業をするために、本の分類はとても重要な作業です。図書館に所蔵されている本はどのような方法で分類されているのかを見ていきます。

日本十進分類法

日本十進分類法

日本の図書館では基本的に日本十進分類法というものに基づいて本を分類しています。日本の公共図書館・大学図書館の90%以上がこの方法で分類しています。

分類の仕方

十進分類法は、アメリカの図書館学者・メルヴィル・デューイが考案した「デューイ十進分類法」と、チャールズ・エイミー・カッターの「展開分類法」がもとになっています。分類記号は「0」から「9」のアラビア数字を使って10項目に分けられています。

1次区分「類」

最も大きな1次区分は「類」と呼ばれています。それぞれの数字が表す類は以下の通りです。

0 1 2 3 4
総記 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 自然科学
5 6 7 8 9
技術 産業 芸術 言語 文学

また、これらを表にしたものを「類目表」と言います。

2次区分「網」

1次区分だけでは分類が大きすぎるため、さらに細分化されていきます。1次区分の「類」の次が2次区分「綱」です。「綱」は「類」1つに対し10ずつに分かれ、全部で100種あります。例えば、「0」の総記は「00」から「09」までがあり、それぞれ「図書館、図書館学(01)」「図書、書誌学(02)」といったように分かれています。これを表化したものを「網目表」と言います。

3次区分以下

2次区分以下もさらに細分化されていきます。3次が「目」、それから下は順に「分目」、「厘目」、「毛目」です。

分類の歴史

明治時代より以前は目録分類「八門分類表」が普及していました。

明治末期から大正時代にかけて各地の図書館で独自の図書分類法が制定されるようになりました。

1928年に十進分類法案を最初に発表したのは、図書館司書の森清(もりきよし)でした。青年図書館員連盟機関紙で「和洋図書共用十進分類法案」として発表します。

その後、1933年に青年図書館員連盟内に日本十進分類法研究委員会が設けられました。何度かの改訂が行なわれたあと、1934年に青年図書館員連盟の公認分類表となりました。

戦後、社団法人日本図書館協会が引き継ぎ、日本図書館協会分類委員会が改訂を行なうようになりました。1950年に発行された新訂6版からは分類委員会によるものです。ちなみに、森清も分類委員会のメンバーとして新訂6版にも携わりました。訂正などを加えながら、1995年には新訂9版が発行されています。新訂6版以降は十数年に一度の間隔で発行されており、今後も改訂を重ね、数年に一度の割合で新訂が出ることになっています。