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公共図書館の歴史



公共図書館は昔から様々なところに存在しました。そんな公共図書館の歴史や成り立ちについて見ていきます。

公共図書館の歴史

公共図書館の歴史

公共図書館の歴史は古くは古代ギリシア、古代ローマのころからと考えられています。その歴史について、世界と日本に分けて記していきます。

公共図書館~世界の歴史

所蔵庫としてだけではなく、学ぶことを目的としている一般の人たちに公開されることになったのは古代ギリシア、古代ローマのころだと考えられています。しかし、当時は広く収集した本を公開するのではなく、学者や政治家などが個人的に収集した本を公開していました。そのため、少し偏ったコレクションだったと言われています。

現在の図書館のようなスタイルが確立され始めたのは16世紀から18世紀にかけてです。イギリスや、フランス、アメリカで公共図書館設立の動きが始まりました。

1731年にはアメリカで図書館会社が運営する会員制図書館が流行り始めました。19世紀になるとイギリスやアメリカでは次々と公立の図書館が設立されるようになり、市民に活用されるようになりました。

公共図書館~日本の歴史

日本で最初の公共図書館と呼べるものは「文庫」ではないかと言われています。文庫とは文書や図書を所蔵しておく書庫のことです。1831年に仙台藩で設置されていた青柳文庫は誰でも閲覧と貸出ができたと言われています。江戸時代には文字が読める人が増えたこともあり、貸本屋なども登場するようになりました。明治中期ぐらいから図書館という形で設置が推進されるようになります。明治後期になると、図書館法も整備され、大正から昭和初期にかけて公立図書館の設立が進められました。しかし、当時は無料ではなく閲覧料が取られていました。無料で閲覧ができたのはごく一部の私立図書館だけだったのです。

戦後は図書館の規模は一端縮小され、移動図書館が活躍しました。この移動図書館のおかげで、図書館の数が減りつつあった当時、図書館のない地域でもサービスを受けることができました。

そして、1950年、図書館法が制定されたことによって公共図書館という概念が認識されるようになりました。1950~1960年代は公共図書館のあり方が模索されていた時期だと言われています。しかし、高度成長期に多くの図書館が開館されたことでより多くの人に親しまれるようになりました。身近な図書館をめざし、地域の住民に読書に親しんでもらいたいという思いのもと、次第に充実していくようになったのです。