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病院患者図書館とは



日本には、国立図書館や公共図書館などの他、特徴のある図書館がたくさんあります。ここでは日本にある図書館で、特徴のあるものについて解説します。

病院患者図書館の概要

病院患者図書館の概要

病院患者図書館とは、病院に入院している患者のために設置された図書館のことです。主に患者の娯楽や学習のために利用されていますが、目的はそれだけではありません。患者本人が自分の病状や治療について知るために一般向けの医学資料も所蔵しているのが大きな特徴です。そんな病院患者図書館について詳しく見ていきます。

病院患者図書館はどうして生まれたのか

病院患者図書館の理念はもともとアメリカから来た考え方です。アメリカには「インフォームドコンセント」という考え方があります。これは患者が自分の病気がどのようなものであるか、どのような治療が最適なのかを知る権利があるという概念から生まれた言葉です。そのため患者は、自分の病気についてきちんと理解した上で治療方法を自分で決めることができるとされています。インフォームドコンセントでは医師に病状を説明してもらったり、患者が積極的に医師に質問を行なえるようにしたりする他、患者自身の力でより病気について理解を深められる環境が必要であるとされています。

日本では医師に治療法の決定を任せるのが大半ですが、意識は少しずつ変わり始め、自分で病状を把握し、自ら療法を選択するインフォームドコンセントの考え方が広まりつつあります。

病院患者図書館協会とは

日本には病院患者図書館協会というものがあります。ここでは病院患者図書館を全国の図書館に設置する活動を行なっています。1974年に設立され、それ以来病院患者図書館の設置に注力しています。当初は娯楽本や一般書が主でしたが、インフォームドコンセントやセカンドオピニオンが注目されるようになってからは、医療文献の情報も提供するようになりました。

病院患者図書館協会のHPには「Web患者図書館」が設けられており、ここでは健康法や治療法について記載された書籍、雑誌、新聞を検索することができます。

その他、医療知識が必要となる病院患者図書館の司書のために医学講座も開講しています。

病院図書室と医学図書館

病院患者図書館と似たもので病院図書室と医学図書館というものがあります。病院図書室は地域医療支援病院に設置が義務付けられているものであり、医師などに専門的な知識を提供する図書室です。

一方、医学図書館は大学医学部、医科大学、歯科大学などに設置されており、一般にも解放されています。