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幼稚園図書室、教会図書館とは



日本の図書館には特徴ある図書館がいくつかあります。その中から、ここでは幼稚園図書室と教会図書館について紹介します。

幼稚園図書室とは

幼稚園図書室とは

幼稚園図書室とは、幼稚園に設置された図書室のことを言います。幼稚園設置基準第11条第6項では努力規定として定められており、必ず設置しなければならないものではないとされています。幼稚園図書室は学校図書館法には含まれておらず、幼稚園を設立するのに最低限の基準を定めた幼稚園設置基準に基づきます。

幼稚園図書室の特徴

幼稚園図書室には他の図書館では見られないような特徴がいくつかあります。そのひとつが、本棚が低いということです。これは幼稚園の子どもたちが、興味のある本を自らの意志で取れるようにするための配慮です。また、幼稚園図書室の蔵書数は限られており、ほとんどが絵本です。他には、幼稚園教諭が見るための専門書が置いてある場合があります。

幼稚園図書室の現状と問題

図書室を設置することが義務付けられていないため、全国的に見ても幼稚園図書室は少ないです。しかし、子どもたちに読み聞かせなどをするために、教室に本が置いてあるケースは多く見受けられます。また、公共図書館を利用した団体貸出は積極的に活用している幼稚園が多くあります。

また、幼稚園教諭は学校司書教諭免許が取得できないため、幼稚園図書室に司書がいることはほとんどありません。幼稚園によっては保護者のボランティアなどで補っているところもあるのが現状です。司書教諭を置くためにも、幼稚園を学校図書館法の範疇に含めるべきではないか、という議論もなされています。

教会図書館とは

教会図書館には教会に設置された図書館と、教会学校、神学校の中に設置された図書館の2種類があります。教会図書館の歴史と現状について解説します。

教会図書館の歴史

教会図書館は中世西ヨーロッパや近世西ヨーロッパでは一般的な図書館でした。羊皮紙を使った本は棚に鎖でつながれており、持ち出しができないようになっていました。これは本がとても貴重であったことを表しています。蔵書数もあまり多くありませんでした。当時の大学は、神学と図書館と修道院3つが揃っていたため、図書と神学は切っても切り離せない関係だったと考えられます。

教会図書館の特徴

現在は図書室として設置されていることは少なく、書籍コーナーが設けられるにとどまっています。大きな教会には図書館が設置されていますが、聖書や聖書関係の資料、賛歌などが蔵書として置かれています。神学校には図書館はなくてはならないものであるため、教会図書館が設置されています。