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カーネギー図書館とは



アメリカの音楽の殿堂であるカーネギー・ホールを建てた実業家アンドリュー・カーネギーは多くの慈善活動を行なっていますが、最も寄付を費やしたのが図書館です。彼が世界各地に遺したカーネギー図書館について紹介します。

カーネギー図書館の概要

カーネギー図書館の概要

カーネギー図書館とは、実業家、博愛家のアンドリュー・カーネギーの寄付金で建てられた図書館の総称です。カーネギー図書館はひとつではなく、アメリカを中心にイギリスやアイルランド、アジアの各国などに全部で2,500以上存在します。そんなカーネギー図書館の歴史について説明します。

カーネギー図書館の歴史

カーネギー図書館は1883年に設立されました。スコットランドのダンファームリンにあり、ここはカーネギーの故郷でもあります。アメリカでは1889年、ペンシルベニア州ブラドックに最初のカーネギー図書館が作られました。ブラドックには、カーネギーの会社、カーネギー鉄鋼会社がありました。1890年代以降にはますますカーネギー図書館の設立数が増えていきます。急増した理由のひとつは、アメリカの婦人会が図書館設立に大変な力を注いだためといわれています。南北戦争後に設立が相次いだ婦人会の増加に比例する形で、アメリカ全土にカーネギー図書館が設立されて行きました。

カーネギー図書館設立の際は、カーネギーやカーネギー図書館を支える人からの支援や寄付が施されます。ただし、その寄付を受け取られるのは、いくつかのある条件をクリアした設立団体のみとされています。それは勤勉で野心家であることや、助けてもらうことに甘えないこと、自分の力で目的を達成しようと努力することなどです。

また、当時のアメリカでは黒人への人種差別が過熱しており、図書館への入館も禁じられているところがほとんどでした。しかし、カーネギーはアフリカ系アメリカ人のための図書館に資金援助を行なったりもしました。

アンドリュー・カーネギーはどんな人物か

アンドリュー・カーネギーはスコットランド生まれのアメリカの実業家です。カーネギー鉄鋼会社を設立し、成功をおさめ「鉄鋼王」と呼ばれました。事業成功後は教育、文化の分野に多くの寄付を行なったこともあり、慈善活動家としても名が知られています。カーネギーが寄付を行なったのは、図書館建設の他、世界平和、教育、科学研究などです。

カーネギー図書館の特徴

カーネギー図書館の特徴のひとつが建物です。その建物はどれもとても個性的で、ボザール様式、イタリア・ルネサンス様式、バロック様式、古典復興様式など、様々な建築様式が取り入れられました。スコットランドの図書館では、スコティッシュ・バロニアル様式が多くみられます。とても象徴的な建物が多いため、小さな町ではカーネギー図書館が目印となることもありました。