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電子図書館の問題点



少しずつ広がりを見せつつある電子図書館ですが、そこには利点だけではなく、やはり問題点もあります。現代の電子図書館においてどのような問題点があるかについて説明します。

電子図書館の問題点

電子図書館の問題点

電子図書館はどんな場所からも閲覧することができる、時間などを気にしなくて良いなど、利用者にとっても利点はたくさんあります。また、管理する側からしても、蔵書で場所を取らない、コストが少なくて済む、といった電子図書館ならではの利点がある一方で、次のような問題点が存在します。

著作権の壁
すべての本には著作権が存在していますが、電子図書館ではこの著作権が問題になっています。電子図書館のコンテンツで使用されているものは、大抵の場合パブリックドメイン(知的財産権が発生していない、もしくは消滅しているもの)か、自作のものだけとなっています。そのため、本来の図書館で提供されている多くの本が、電子図書館では取り扱われないのです。著作権があるものを使用する場合は、その作品の権利を得て、著作権の使用料を支払い、コンテンツとして提供することになります。この場合、電子図書館の利用自体は有料になることがあります。
偏った図書館化
著作権の問題もあり、電子図書館は限られたコンテンツしか提供することができない場合が多くあります。また、テクノロジーの進化に電子図書館がついていけず、コンテンツ自体が時代遅れになってしまう場合があります。このときは、アクセスすることもできない可能性があります。
遅れている日本の電子図書館
アメリカや韓国などでは、公共図書館でも電子書籍の導入を半数が行なっています。しかし、日本で電子書籍を貸出しているのはたったの12ヵ所だと言われています。これは出版社などが電子図書館で気軽に本を借りられるようになると、ますます売上が落ちてしまうということを警戒しているためでもあります。電子図書館サービスを行なっている図書館でも、商業売上に関係のない、地域資料などを扱うことが主になっています。
低コストとは限らない電子図書館
電子図書館の運営は、今までの図書館を運営するよりもコストがかからない、と考えられていましたが、そうとは限りません。出版物をデジタルに置き換える作業や、電子図書館を管理するには、専門の技術を持ったスタッフを雇わなければなりません。その他にも、オンラインアクセスを維持するためのコストが莫大になってしまう可能性があるのです。