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図書館情報(春)

春の図書館情報



図書館の種類は、実に様々に分類されていて、皆さんが最も利用する公共図書館の他にも、ユニークな特徴を持つ大学図書館や専門図書館が全国にたくさんあります。ここでは、学生などが春から利用する機会も増えてくる大学図書館や、図書館の歴史についても簡単に触れます。

ユニークな大学図書館で学ぼう

ユニークな大学図書館で学ぼう

「大学図書館」とは、大学や短期大学などに設置されている図書館のことです。多くの場合、学部の種類などによって個性的かつ専門的な資料を豊富に揃え、学生の勉学と研究に役立てています。近年、特に私学ではユニークな大学図書館が登場。春に入学する新1年生にとっては、ワクワクするキャンパス空間のひとつです。

成蹊大学の大学図書館

成蹊学園創立100周年記念事業の一環として2006年(平成18年)に開館して以来、大学のシンボルに。図書館では一般的に静かにする場所ですが、この大学は図書館内に「プラネット」と呼ばれる「音が出せる」5つの球体型の閲覧室を設置し、外見はもちろん、学習スペースとして使える機能面が注目を集めています。

国際教養大学の大学図書館

2008年(平成20年)に開館した大学図書館。学生と教職員は24時間365日利用可能で、閲覧席数は約300席、約7万冊を所蔵しています。建築物としての評価も高く、半円の空間は木造と鉄筋コンクリートでできていて、秋田杉をふんだんに使用。おしゃれで落ち着いた雰囲気を醸しています。

個性的な専門図書館に行こう

特定の分野の資料を収集し管理する図書館のことを「専門図書館」と言い、そのジャンルは多岐にわたります。友達や家族と楽しむことを目的として行ける専門図書館もあり、春のちょっとしたお出かけ先としても人気があります。

現代マンガ図書館

東京都新宿区にある、国内最大級の蔵書数を誇るマンガ専門図書館。設立者の内記稔夫氏が50年以上にわたって収集した、マンガの単行本や雑誌など約180,000点が収蔵されています。特に昭和30年代の貸本マンガが充実していて、著名な漫画家のデビュー作や初期の作品を見ることができます。その他、マンガの同人誌や入門書、評論集、歴史の本などマンガに関するあらゆる資料を揃え、1997年(平成9年)には「現代マンガ図書館の設立と運営に対して」第一回手塚治虫文化賞特別賞を受賞しました。

国際子ども図書館

東京都台東区上野公園にある「国際子ども図書館」は、国内初の児童書を専門に扱う国立国会図書館の支部図書館。2000年(平成12年)に設立され、建物自体は1906年(明治39年)に帝国図書館として建てられ、1929年(昭和4年)に増築された明治期ルネサンス様式の建物を再利用したものです。所蔵資料数は、2016年(平成28年)3月31日時点で、図書(国内)280,493冊、図書(海外)97,116冊、雑誌(国内)1,656タイトル、雑誌(海外)185タイトルを誇ります。

松竹大谷図書館

東京都中央区築地にある「松竹大谷図書館」は、松竹の創立者のひとりである大谷竹次郎氏が1955年(昭和30年)に文化勲章を受章したことを記念して、1956年(昭和31年)に設立した演劇と映画の専門図書館です。歌舞伎、文楽、新派、新劇を始めとする演劇、映画、日本舞踊、テレビに関する台本、文献、雑誌、写真、プログラム、ポスターなどの資料を収蔵。約300年前の浄瑠璃正本や、阿国歌舞伎の様子を伝える貴重な資料「かふきのさうし」(非公開)など、市販されていない演劇台本や映画シナリオも数多く、所蔵資料数は430,000余点になります。

図書館の歴史を知ろう

図書館の歴史は非常に古く、紀元前7世紀にはアッシリア(現在のイラク)に宮廷図書館「アッシュールバニパルの図書館」があり、また、古代最大の図書館と言われる「アレクサンドリアの図書館」には、紀元前3世紀ですでに所蔵資料の目録が備えられていました。

しかし、こういった貴重な人類の文化、歴史、遺産の記録を集めた図書館は、長い間ごく少数の人たちが研究のために利用したもの。現在のように、位や職業に関係なく、あらゆる人々が自由に閲覧できるようになったのは、19世紀後半の公共図書館が成立して以降のことです。

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私たちの心や暮らしを豊かにしてくれる図書館。図書館にも、各市町村にある「公共図書館」をはじめ、図書館に足を運べない人のために車で本を運ぶ「移動図書館」や大学にある「大学図書館」など、図書館にもそれぞれ特徴があります。

中でも、最も一般的なのは「公共図書館」ですが、最近では利用者に向けて多彩なサービスを取り入れている図書館が増えています。最近の図書館事情を覗いてみましょう。

春の推薦図書

春の推薦図書

最近では、図書館の運営にマーケティングを利用したり、民間企業とタッグを組んで、より新しく使いやすいサービスを提供している図書館が増えています。図書を収集、貸出しするという図書館本来の機能に加え、利用者がより楽しくくつろいで読書ができる工夫がなされており、Wi-Fiサービスや電子図書の導入、多くの人がより利用しやすくするための開館時間の延長といったサービスを実施し始めています。さらに、本を借りるごとにポイントが貯まり、獲得ポイントの数で賞状がもらえるといったユニークな取り組みをしている図書館もあります。

また、その季節に応じたおすすめの本を司書が選んで展示紹介するコーナーを設けている図書館も多く、「春の推薦図書」といった季節ごとの名称で展示されているのを、図書館で目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

この推薦図書のコーナーでは、その図書館に務めるスタッフが、その季節にちなんだ本をピックアップし、年代別やジャンル別におすすめ本として紹介しています。この推薦図書のコーナーで見かけたのをきっかけに、今まで自分が手に取らなかったジャンルの本や作家と出会うこともあります。また、本を読みたいけれど何から読めば良いのか迷う、という読書ビギナーにも好評です。

もちろん図書館だけでなく、街の書店などでも「春の読書キャンペーン」と銘打って、おすすめ本のコーナーを設けていますが、図書館なら何よりも無料で本を借りられるのはうれしい点です。新刊や話題書などをいち早く所蔵する図書館も多く、中にはすでに廃刊となってしまった本を読めるチャンスもあります。また、読書に訪れるだけでなく受験生や勉強をしたい人向けの自習室が開放されている図書館も多いので、じっくりと集中して勉強に励むこともできます。

他にも、映画の上映会を行なったり、子ども向けに図書館のバックヤードが覗けるツアーを開催するなど、本だけでなく「図書館」そのものを紹介し、楽しむイベントを開催している図書館も数多くあります。“本を借り、静かに読書するだけの場所”ではなくなりつつある図書館に、この春、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

海外の図書館

春休みに海外旅行へ行く人におすすめなのが、その国や街の図書館を訪れることです。

世界には、チェコのプラハにある「ストラホフ修道院図書館」などの歴史的な建造物を活かした図書館や、メキシコシティにあり、建築家アルベルト・カラチがデザインしたSF映画に出てきそうな趣の「ヴァスコンセロス図書館」など、図書館そのものが観光名所となっているケースが多く、中にはドラマや映画のロケ地としてよく使われている図書館などもあります。

特に、世界的に注目を集めているのが、オランダのアムステルダムにあるスキポール空港内の図書館「Airport Library」です。スキポール空港は、西欧主要都市に向けたハブ空港の役割を担っているため、乗り継ぎ便の待合せで長時間滞在する利用者が多く、年間5,100万人以上が利用している巨大な空港としても有名です。

その空港に2010年(平成22年)に開設されたのが世界初の「空港内図書館」で、約90平方メートルのスペースに30言語に翻訳されたオランダの小説をはじめ、オランダの文化や建築、デザインを紹介する写真集などを所蔵しています。本の持ち出しはできないものの、オープンな閲覧スペースで365日24時間自由に閲覧することができ、閲覧スペースに設置されたiPadを自由に使って、オランダの映画や音楽といったデジタルコンテンツも楽しめます。

この図書館は、空港での待ち時間を利用してオランダの魅力を旅行者に伝えるという役割も果たしており、新たな図書館のモデルケースとなっています。

また、北欧フィンランドのヘルシンキ・ヴァンター国際空港で行なっている「Airport Book Swap」サービスもユニークで、こちらは空港利用者が24時間自由に、無料で本の交換ができるスポットとして話題を呼んでいます。旅のお供として持参し、読み終えた本を寄贈したり、読みたい本をもらったりと、世界中の旅行者が本を通して繋がっています。

図書館を利用してもっと読書を楽しむ

春に新しく何かを始めたい人におすすめしたいのが、図書館で読んだ本を日記代わりにメモする「読書日記」です。借りた本のタイトルや作者名、内容と感想などを、自分流にまとめて記すことで、自分好みのジャンルや作者などが見えてくる他、今月は本を何冊読んだかの記録にもなり、後々読み返したときなどに面白い発見があるかもしれません。

また、年に何十冊もの本を読む読書家の人にとって、図書館は強い味方です。毎回本を購入していると収納場所がなくなったり、管理が行き届かず書籍そのものが劣化してしまう恐れがあります。このため、図書館で借りれば、書籍の収納と管理は図書館がしてくれるため、物を増やさずに知識だけを増やせるのです。もし、どうしても手元に残しておきたいと思う書籍があったときは、その書籍だけを購入しましょう。


真新しい教科書や参考書に、心がワクワクする春。静かなところで勉強に集中したいときは、やっぱり図書館ですね。学校の図書館や市区町村の図書館など、落ち着いた空間で、勉強や読書に励みましょう。

図書館記念日(4月30日)

図書館記念日(4月30日)

私たちは、図書館で好きな本を読んだり借りたりできますが、今のような図書館サービスが利用できるようになったのは1950年4月30日です。この日に図書館法が制定され、図書館の活動やサービスも新しく実施されました。そのため、1971年に4月30日を「図書館記念日」とすることが、日本図書館協会で決められました。

図書館記念日と言っても、ポスターを作成して掲示する程度で、大きなイベントなどはありませんが、翌日の5月1日から31日までの1ヵ月間を「図書館振興の月」として、図書館職員がアイデアを出し合い、利用促進を図るための活動を展開しています。また、図書館が行なっているサービスを分かりやすく紹介することで、利用しやすさをアピールしています。

図書館利用はまず登録から

図書館利用はまず登録から

図書館では様々な本との出会いが待っています。専門書から雑誌まで幅広い蔵書が揃っていて、本を見付ける楽しみもあります。新学期になると新しい教科や科目も始まり、知識を求めるために、図書館で本を探すこともあるでしょう。お目当ての本を見付けたら、すぐその場で借りましょう。ただし、貸し出しのためには、図書館に登録することが必要です。

まず、受付に行って登録用紙をもらい、必要事項を記入して学生証や運転免許証など身分が証明できる書類と一緒に提出します。登録が完了すると利用カードがもらえますので、その日のうちに本やCD、DVDなどを借りることができます。

図書館にもよりますが、公共の図書館でしたら、1回の受付で5~6冊の本を、2~3週間借りることができます。お目当ての本がない場合は、他の図書館から取り寄せもできるので、予約を入れることができます。他にも、いろいろなサービスを提供している図書館がありますので、直接問合せてみましょう。

図書館司書の仕事

図書館司書の仕事

新年度が始まり、図書館にも新しい人が入ってきます。公立や私立の図書館で働く職員は図書館司書という資格を持っています。また、学校の図書館で働く人は司書教諭の資格が必要です。

図書館司書の仕事は、本や資料の整理が中心になります。受付カウンターで返却された本を書架に戻したり、図書の整理をしたりするのは、基本的に図書館司書の仕事となります。また、図書館利用者からの質問や要望に応えることも、大切な仕事です。利用者から寄せられる本についての様々な質問に答えるとともに、リクエストがあった本を揃えるなど、本に対する広い知識が求められます。さらに、図書館に揃える本を選ぶことも重要な役割です。公立図書館なら広く万人に読まれる本を選ぶ必要がありますし、専門分野に特化した私立図書館では、その関係書籍を探したり集めたりしなければなりません。

この他に、図書館独自で幼児の読み聞かせをしたり、イベントや展示コーナーの企画を考えたりと、図書館司書は、実に多くの仕事があります。