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図書館情報(夏)

夏の図書館情報



夏は宿題や受験勉強で多くの学生が図書館を利用します。図書館の自習室は勉強に集中するのにぴったりの場所。最近では館内にカフェスペースやDVDレンタルコーナーがある図書館が少しずつ増えてきて、勉強の合間も充実した時間が過ごせるようになりました。また、図書館の中には建物が建築物として評価の高い物もあるので、ぜひ注目してみましょう。

図書館の自習室

図書館の自習室

図書館には本があるだけでなく、新聞や雑誌を読むスペース、親子が靴を脱いで絵本を楽しめるスペースなど、様々なコーナーが設けられています。夏休みの学生が大勢利用するのが図書館の自習室。図書館の自習室は、静かで勉強に集中することができます。自宅とは異なり勉強の妨げになるものがないことも自習室を利用する利点。それだけでなく、周囲が勉強に集中しているために自然とモチベーションの向上にもつながります。

多くの図書館では自習室の利用については予約の受付をしていません。そのため、夏休みには開館前から並び、席の確保をしなければならない図書館も。図書館では社会人専用の社会人専用席を用意しているところもあります。休みの日に資格試験などの勉強をしたい社会人にとっては、限られた時間の中で集中して勉強に取り組める自習室は便利。

また、最近はインターネットで調べ物をしながら勉強を進めることもあるため、パソコンの持ち込みと電源、無線LANの使用が可能な自習室も多くあります。自習室では私語や携帯電話などの音、飲食が禁止されています。利用者同士が気持ち良く利用できるよう、ルールやマナーを守って自習室を利用しましょう。

民間企業が管理する新型図書館

2017年(平成29年)「ツタヤ図書館」が岡山県にオープン。全国で4館目となります。「ツタヤ図書館」とは、自治体がレンタル大手ツタヤを展開する企業に運営を委託した図書館。2013年(平成25年)に佐賀県にオープンしたのを皮切りに、このような新型図書館が増えてきました。これまでの図書館と違って、館内には本の販売コーナーやDVDのレンタルコーナーを設置。カフェスペースのある今風のデザインも若者を中心に支持されています。ツタヤと提携しているため、「Tポイントカード」を貸出カードとして利用可能です。

しかし、新しい試みなだけに問題も発生しています。佐賀県と神奈川県の「ツタヤ図書館」では蔵書の中に10年以上前のラーメン店ガイドなど、ふさわしくない本が混じっていました。運営側の本選びに批判が集中。それを受けて、愛知県では元々あった建設計画が住民投票の結果、白紙に戻りました。このような問題が起きながらも、新型図書館は2018年には山口県にオープンの予定。「ツタヤ図書館」が全国で主流に――今後の動向に注目です。

美しい図書館

日本の図書館の中には建物の美しさで有名な物があります。観光地にある図書館なら、夏の小旅行と合わせて訪れてみるのもおすすめです。

武蔵野プレイス(東京都)

図書館にカフェやイベントスペースがある複合機能施設。2016年(平成28年)に、設計にかかわった比嘉武彦さん、川原田康子さんが2016年日本建築学会賞(作品)を受賞しています。

メーザーライブラリー記念館/元図書館(東京都)

東京にあるミッション系私立大学、立教大学のレンガ建造物群のひとつ。1919年(大正8年)から2012年(平成24年)まで図書館として使われた歴史ある建物で、東京都の歴史的建造物に選定されています。2014年(平成26年)からは展示館になり、誰でも見学が可能です。

慶應義塾図書館旧館(東京都) 

東京駅のような赤レンガの美しい建物です。1912年(明治45年)に開館し、国の重要文化財に指定されています。

国際教養大学(秋田県)

「本のコロセウム」をテーマにした、円形闘技場を連想させる半円の形をしたデザインの建物。内装には県の特産品である秋田杉を贅沢に使用しています。24時間365日開館している図書館としても有名です。

金沢海みらい図書館(石川県)

真っ白な外観と約6,000個の円窓が印象的な美術館。2012年(平成24年)に世界の最も美しい公共図書館ベスト25に選出された他、多くの賞を獲得しています。

多摩美術大学八王子図書館(東京都)

大きなカーブを描く外観が特徴的な図書館。構造設計を担当した佐々木睦朗は、金沢21世紀美術館も手がけた現在の日本建築を代表する建築士です。日本トップクラスの美術大学のため、美術・デザイン・建築などの資料が豊富。

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夏休みになると、読書感想文や自由研究の調べ物などで図書館の利用も増える季節です。人によって濃淡はあるものの、研究や娯楽、趣味など、図書館は様々なシーンで私たちの暮らしと深くかかわっています。ひと口に図書館と言っても、その役割は様々。図書館の種類と共に、図書館の成長と発展を目的に活動する日本図書館協会についてご紹介します。

図書館の種類

図書館の種類

図書館は、「資料」と、それを利用する「利用者」、資料を整理、保存して利用に供する場としての「施設」、さらには資料と利用者を結ぶ役割の「図書館員」という要素で構成。その要素のひとつである「利用者」の目的により、図書館も「国立図書館」、「公共図書館」、「大学図書館」、「学校図書館」、「専門図書館」、「その他の施設に設置される図書館」に分類されています。これらの中から自分に最適な図書館を見付け、充実した夏のひとときを過ごしましょう。

国立図書館

日本の国立図書館は、「国立国会図書館」です。国民への図書サービスの提供という役割と共に、国会立法や調査活動を支える役割もあります。また、所蔵する資料をデータ化して公開する他、日本各地の図書館活動の支援なども行なっています。

公共図書館

「図書館法」に基づいて地方公共団体が設置し、地域住民に図書館サービスを無料で提供する「公立図書館」と、法人などが設置する「私立図書館」を総称して、「公共図書館」と呼んでいます。図書のみならず、視聴覚資料の貸し出し、地域に関する情報の提供、ビジネスや学習の支援、各種研修、イベントなど、地域住民のニーズに合わせて様々な活動を行なっています。

大学図書館

主に、大学に在籍する学生や教職員の学習、研究に必要な資料を保存、提供します。また資料の提供にとどまらず、情報発信や学生の支援プログラム、地域住民への開放や情報提供など役割が広がっています。

学校図書館

日本では「学校図書館法」により、すべての学校に図書館の設置が義務付けられています。この「学校図書館」は、学校のカリキュラムを支援し、豊かにすることを目的に設置され、子どもたちが生きていく上で必要な情報獲得能力を身に付けると共に、読書の楽しみを知るための手助けをするという役割もあります。

専門図書館

大学図書館、学校図書館、公共図書館、国立図書館以外の図書館で、官公庁が設置する図書館、民間団体や企業の図書館、地方自治体の議会に設置される議会図書館、研究所や協会など各種研究機関に設置される図書館なども、専門図書館のひとつです。

その他の図書館

その他の図書館としては、視覚障害者のための情報提供施設である「点字図書館」、「病院患者図書館」、「矯正施設の図書館」などがあります。

日本図書館協会

日本の図書館を代表する総合的な全国組織であり、図書館の成長や発展を目的に活動しているのが「日本図書館協会」です。様々な種類の図書館の進歩と発展を図ることで、人々の読書や情報資料の利用を支援し、文化の進展や学術の振興、多様な事業を展開しています。この「日本図書館協会」の前身である「日本文庫協会」は、1892年(明治25年)3月に結成。かつては夏目漱石をはじめ多くの著名人が会員となり、活動を支えてきました。現在は全国の図書館員をはじめ個人や施設など約7,000の会員により構成されています。

主な活動内容としては、図書館職員の育成や研修などをはじめ、図書館運営に関する相談や支援、政策提言を行なっています。

夏休みの図書館のイベント

全国の図書館では、夏休みの期間を利用して、趣向を凝らした様々なイベントを開催しています。例えば、戦争や防災、食育などのテーマを設けたセミナーや読み聞かせ会、シンポジウムなどを開催。また、図書館内にこだわらず、外で自然と触れ合うスタンプラリーなどを主催している図書館もあります。その他にも地域の偉人にまつわる展示や芸術に触れる展示の他、参加型の工作体験のようなワークショップも人気です。このような夏休みのイベントに参加し、より豊かな心を育みましょう。


夏の図書館は、静かで涼しく、本を読んだり学習したりするには最適な環境です。膨大な蔵書の中でお目当ての本を探すのは大変ですが、日本の図書館は読みたい本や見たい資料が検索しやすいよう、日本十進分類法を採用しています。その数字の意味を知ることで、目的の本や資料の書架が分かります。さらに、探している本についての手がかりが少ないときはスタッフに相談しましょう。レファレンス・サービスで、最適な本・資料を探してくれます。

日本十進分類法

日本十進分類法

図書館の本の背表紙にはラベルが貼ってあり、そこに数字などが記載されています。日本の図書館では「日本十進分類法」によって図書が分類されています。この分類法は、0/総記、1/哲学・宗教、2/歴史・地理、3/社会科学、4/自然科学、5/技術、6/産業、7/芸術、8/言語、9/文学というように、0~9の数字を使って図書のあらゆるジャンルを体系的にまとめたものです。各分野をさらに細かく分類するために数字を重ねていきます。そして、3桁の数字で表したものを「分類記号」と言います。例えば、自然科学の中に含まれる天文学は440、動物学は480のように、細分化しています。最も大きな区分となる最初の1桁は「類」、次が「綱」、その次が「目」と呼ばれ、それぞれの数字に意味があります。3桁では表せない場合は、480,1のように小数点を使って4桁にします。また、どのジャンルにも属なさいものや、使われなくなったジャンルのものは「0」に含まれます。

日本十進分類法が発表されたのは、昭和の初めである1928年(昭和3年)で、明治末期から大正にかけては、各地の図書館が独自の分類法を採用していました。戦後の1949年(昭和24年)に当時の文部省が「学校図書の手引き」で紹介したことと、国立国会図書館がこの分類法を採用したことから、全国の図書館に広がりました。現在では、公共図書館、学校図書館のほとんどがこの分類法を採用しています。時代が進むにつれ、新しいジャンルや言葉、産業、事象も登場してきますので、分類内容は不定期に改訂されています。最新の改訂は2014年(平成26年)12月に実施されました。

レファレンス・サービス

レファレンス・サービス

公共図書館は、いろいろな人が利用します。その多くは読みたい本や資料を探しに来る人たちです。具体的に書籍名や作者名が分かっていれば、その類いの本がどの書架にあるのかスタッフに尋ねることができますが、「わらじの作り方」や「アメリカの家具の歴史」などといった漠然とした内容では、どの本を探せば良いのか困ってしまいます。こうした調べ物のお手伝いをするのが、図書館のレファレンス・サービスです。意外と知られていませんが、このサービスは図書館の基本的サービスのひとつで、公共図書館であればどこでも行なっています。そのため、図書館のスタッフは本や資料に関して幅広い知識が求められます。

レファレンス・サービスとしては、まず所蔵調査・所在調査が挙げられます。図書館に利用者が希望する本があるかどうかを調べ、その図書館に所蔵していなければ、市内、県内、全国の図書館で所蔵を調べます。次に、書名・著者名・出版者・出版年・ページ数など本に関する情報があります。例えば「○○という説明は、何の本の何ページに掲載されているか?」ということも調べることができます。そして、資料案内調査・文献案内調査もあります。これは、あるテーマに対してどのような資料があるかを調査し、利用者が求めている情報が掲載されている資料があるかどうかを調べて、適切な資料や情報を提供するお手伝いをします。また、「○○県の○○祭りの参加者数の推移」といった特定の事柄に関する統計や事実を、適切な回答が書かれた資料をもとに、情報を提供します。

この他にも、探したい本の調べ方、調べたいテーマやジャンルの探し方など、利用者の要求にいろいろ応じてくれます。中には時間がかかるものもありますが、図書館のスタッフが必ず何か回答を用意してくれます。困ったことがあったら、何でも尋ねてみましょう。