図書館用語辞典

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  • 縮刷版
    しゅくさつばん

    「縮刷版」とは、もとの版を縮小して印刷した版のこと。図書や逐次刊行物の版面を写真技術などによって縮小して印刷し、判型を小さくして刊行する。縮刷版にする目的としては、長期保存のためや廉価普及のため、持ち運びの利便性向上などが挙げられる。特に新聞のように大きな資料の場合は、取り扱いが容易になり、書架のスペースを有効に活用できるなどの効果も。新聞の全国紙は、図書館資料としては縮刷版の象徴的な存在でもあり、大半の図書館で取り扱われている。図書館における新聞資料の保存については、縮刷版の他にマイクロフィルム、CD-ROM版、オンラインデータベースなどを採用しているケースも。書誌学において縮刷版は、内容がもとの印刷物と完全に同じであっても、異なる版として扱われる。

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