

地元の人は当然直ぐに分かるだろうが、市民でも近くに住んでいないとちょっとその場所は分かりにくいかもしれない。国道で言うと20号線、いわゆる坂室バイパスと呼ばれている幹線道路の茅野の交差点を目印にするといいかもしれません。茅野市立宮川小学校方面を目指し、その先の少し細い道を進んで行くと右手に見えてきます。外観も立派な図書館ですので見落とすことはないでしょう。駐車場は無料で止められ、そこそこ広く、図書館も土日祝日にも開館しているのが嬉しい。中庭には緑の芝生の上に銅像も立っていて文化の香りがし、やさしくで迎え入れてくれますので、図書館が堅苦しくってちょっと苦手だなあと思われる人でも気軽に、散歩の途中にでも立ち寄れるようなそんな雰囲気がいい。館内も本は豊富だ。各分野ごとに思わず手に取りたくなるような本がぎっしり並んでいるし、窓際に読書スペースもあるので晴れの日は日光を浴びながら、雨の日は雨を眺めながら読書に耽ることができる。二階には「読むよむカフェ」なんてコーナーがあって市民の憩いの場にはもってこい。子供連れでも楽しめちゃう。ここは図書館だからもちろん文化の香りがする訳だが、この図書館から目と鼻の先には陸上・野球・テニスが楽しめる運動場もあるから体を動かしたくなったらすぐに外に飛び出せばいい。こんな場所ですくすくと育った子供はまさに文武両道の大人に成長していくんでしょう。午前中は読書で頭の体操をして、公園でお昼を食べて、夕方までじっくり運動をする。そんな一日を過ごせば大人も心と身体が健康になること間違いなしでしょう。実はもう一つお気に入りのポイントがあって、それは図書館の横を流れる上川。決して大きな川ではないが水の流れる音が心地よくて、少し先に架かっている橋まで足を延ばせばそこは小さな絶景だ。レンガ調の図書館との風景がばっちりで、なんとも心が癒される。知識を溜めて、運動で健康になって、心が癒されればこんな素敵な場所はない。お近くでない方も是非立ち寄って市民の施設を有効活用してほしい。