子育てを応援する図書館
こちらの日立市南部図書館は、JR大甕駅から新交通ひたちBRT (バス)で約7分の場所にあります。
南部地区には、日立港があり、この南部図書館は、まさに船のイメージで造られました。その船のイメージにちなんで、海をテーマにした本を多く所蔵していて、この図書館内に(南部地区コーナー)を設けて、海の文庫として利用しているのが大きな特徴となっています。
海をテーマにしているだけあって、魚や海洋生物に関する本などが多く、所蔵してあるので、海の生き物が好きな子供に大変人気です。
また、もう一つの顔として、こちらの図書館は、子育てを応援する図書館としても知られています。保育士が常駐していて、乳幼児と保護者の遊びの場としてはもちろんのこと、乳幼児を持つ子育て世代の保護者の方たちの交流の場所としても広く使われています。
出産に関する本や小学校就学までの育児に関する本を絵本コーナーの近くに置いているのも、こちらの図書館側の配慮になります。
図書館というのものは、やはり親子が中心となって利用されることが多いですし、お子さんの発達の場所としても、とても大事な場所ではないでしょうか。
こうした図書館の子育て応援のための気配りはとても素晴らしいことだと思います。
そしてこちらの図書館のイベント等についても素晴らしい点が数多くあります。
まず1つは、参加型パネル展示コーナーの開催です。てるてる坊主に顔を書こうというもので、図書館に用意してある画用紙の傘や、てるてる坊主に顔や模様を好きなように書いて図書館に飾ってくれる参加型の展示コーナーは人気があるイベントの一つです。
もう一つは、『おはなし会』というものがあり、事前予約制で絵本の読み聞かせのイベントがあります。
子供たちにとっては、とても楽しみな時間になっているのではないでしょうか。
休館日は、毎月第4月曜日となっていますが、稀に振替などで他の曜日が休みになることもあるので、ホームページの図書館カレンダーで確認してから行くのが良いでしょう。