
「むさび」の愛称で親しまれる武蔵野美術大学。武蔵野美術大学美術館・図書館は、東京都小平市の鷹の台キャンパス内にあります。鷹の台キャンパスは、西武国分寺線鷹の台駅より徒歩20分程度です。JR国分寺駅や立川駅からのバス路線もあります。「美術館・図書館」の名称のとおり、美術館、図書館の他、民俗資料室、イメージライブラリーで構成された複合施設です。大学の研究活動を支える役割を担っています。美術館は、約3万点に及ぶポスター、約400脚の近代椅子などを収蔵しており、常設展示で一部公開されています。様々なシーンで目にすることのある20世紀を代表するデザインチェア、例えば、ヤコブセンのエッグチェア、アールニオのボールチェアなど名作を見ることができます。なんと随時200脚程が展示されているそうです。家具デザインを学ぶ機会があり椅子のミニチュアを自室に飾っている私にはとても興味深い空間です。図書館は、美術の専門書を中心とし、国内外の展覧会図録なども所蔵されています。