静かで優しい図書館
専修大学の図書館本館です。この大学の図書館のいいところは本の種類が多いこと、映像作品などを視聴する施設が整っていること、また読書をする設備が整っていることです。
図書館本館は2フロアあり、洋書から100年以上前の本まで、さらに絶版となり価格が高騰している本もあります。
読みたい本のジャンルは随所にある案内版に書かれており、近くの机で読むことができます。読み終わったら同じ場所に返さなくても、本棚の近くにある返却用の本棚に置いておけばスタッフが元の場所に戻してくれます。これはあまり他の図書館では見られない光景であり非常に便利で読書に集中することができます。またサイトで検索することで、図書館にいなくても蔵書がどこにあるか、貸し出されている状態かどうかを確認することができます。また映像作品に関して、それを見る専用のブースがいくつかあります。ブースの中には大きなテレビとソファがあり、飲食はできないものの映画館にいるような気分を味合うことができます。もしも見たい作品、読みたい本がなければ申請することで補充されます。申請してからおよそ一週間ほどで補充され、入口にあるボードで補充されたことが知らされます。
年に何度か無料配布があります。古くなった本や新訳が出たもの、重複したものなどが選ばれて来館した人に配布がされます。中には高価な本や、哲学者の全集なども出されることがあるので通い詰めることをお勧めします。
大学の図書館なので外部の方は利用できないと思うかもしれませんが、専修大学の図書館はその点においてとても寛容です。卒業生や地域の人、退官された教授までもが無料で利用することができます。中に入るだけでなく、もちろん貸し出しまですることができるのは、たくさん存在する大学の中でも専修大学だけではないでしょうか。
ただし延滞に対する規則は存在しますが、それもさほど厳しいものではありません。延滞した日数分借りれなくなるというだけです。だから図書館の中に入れば読書をすることができますが、かといって延滞は迷惑になるので気をつけましょう。